技術研究組合光電子融合基盤技術研究所(PETRA)は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が進める「超低消費電力型光エレクトロニクス実装システム技術開発」(プロジェクトリーダー荒川泰彦東京大学特任教授)の開発成果として、世界で初めて光ICとLSIを一体集積する3次元光配線技術を開発しました。3次元マイクロミラーなどの開発で、LSIから光ICまでの電気配線の距離を極限まで縮めた一体集積を実現し、次世代標準の毎秒112ギガビットの光信号を80度C超の高温下で伝送し、有用性を実証しました。これにより従来の先行技術と比べても30~40%の大幅な電力削減が見込まれます。PETRAはこの成果を7月3日(土)から開催の光通信関連の国際会議「OECC(Optoelectronics and Communications Conference)2021」で発表しました。
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