量子ドットラボ（荒川・權・太田研究室）は、量子イノベーション協創センター内に設置されており、東大企業ラボ群（東大シャープラボ、東大NECラボ、東大日立ラボ、東大東大QDLラボ）と連携をはかりながら活動を推進しています。
人工原子・分子などのナノ構造を実現する「ナノテクノロジー」はこれまで著しい進歩を遂げてきました。量子ドットラボでは、長年に亘り、量子ドットやフォトニック結晶などの半導体ナノ構造の結晶成長・プロセス技術の開拓、電子・光子の量子状態制御や半導体共振器量子電磁力学の物理の探求、量子ドットレーザや単一光子源を中心にした量子フォトニクス素子研究、光電子融合技術の開拓を中心にして研究開発を行っています。
上記の研究活動は、これまで、FIRSTプログラム、文部科学省科学研究費特別推進研究、経済産業省/NEDO未来開拓研究プロジェクトなどの大型研究プロジェクトの支援を受けてきました。現在は、グリーンイノベーション基金事業、NEDO戦略的省エネルギー技術革新プログラム，NEDOJSTムーンショットプログラム, NEDO高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発プロジェクト、などの国家プロジェクトや民間等との共同研究などの支援を受けることにより遂行されています。
なお、量子ドットラボでは、意欲ある研究者を常時募集していますので、遠慮なくご相談下さい。